消費税率が上がれば還付が増える輸出企業よると
その額、2005年度で総額3兆円!(上位10位まででも 計8727億円)
例えば、2005年度、トヨタで2291億円、キャノンで773億円です。
なんと!戻し税の総額は3兆円なんだそうです!
私みーけは猫の頭しかないので数字が出てくるとさっぱり理解出来なかったのですけど輸出戻し税のカラクリがやっとわかりました。
たとえ話を聞いてくださいね。
下請けAは1000円で50円の消費税を乗っけて元請けBに1050円で納めています。50円を消費税として国に納めます。
元請けBは2000円で100円の消費税を乗っけて2100円でメーカーCに納めています。そして50円国に納めます。
メーカーCは自社のブランドをつけて10000円で500円の消費税を乗っけて10500円で国内で自販すると同時に輸出もしています。
輸出する商品は輸出先の国では法体系が違うので消費税500円を上乗せ出来ません。
この例では原価にかかる消費税100円分メーカーCの持ち出しになるわけです。
それで日本は輸出戻し税という仕組みによって輸出される商品は消費税が0%と計算されてこの100円分が年度末にまとめて国から還付されます。(この還付金がこの国みんなまとめて3兆円なのです。)
う〜んでもAは50円、Bも50円、あわせて100円消費税は国に納めているのでメーカーCが100円還付受けても損にも得にもならないなぁ。。。
でも何かおかしい。なんでだろう??
猫の頭なので間違ってるかもしれませんけどやっと気付いたのでした。
消費税はそもそも付加価値にかかる税金です。
国内消費だと最終消費者が最後に負担するわけですよね。
そして最終消費者は消費税を国に納める必要はありませんね。庶民は商品買ってお終いですもんね。
しかし、輸出戻し税という仕組みは輸出される商品だけ原材料から下請けや元請けが付加価値をつけた分まで遡って税がチャラになるんですよ。これがおかしいと思うんです。
AB間、BC間は国内取引です。メーカーCは国内では最終消費者と考えるのが自然じゃないでしょうか?
それでAとBがつけた付加価値分の消費税はメーカーCが建て替えてそれでお終いです。
輸出するならメーカーCが輸出する商品につけた付加価値分の税である400円だけ免除されればそれで良いはずです。
AとBが苦労に苦労を重ねやっとの思いで稼いで国に払った100円を輸出企業にホイホイ還付するなどとこの国は大企業に甘い甘い法律を作ったものだと改めて思いました。
政官財しっかりガッチリスクラム組んで取りやすいところから税金をかすめ取りながら輸出大企業は莫大な戻し税で天下り先や献金を用意してくれるわけですなぁ。
消費税という性質から広く薄く平等に課税されるべきです。
でも全く平等じゃないんだもの、これじゃ景気は政官財だけで周り回って庶民には全然下りてきませんわ。
きっこのブログのエントリー経団連は売国連やカナダde日本語のエントリーニコニコ動画で予算委員会の映像を見よう!を読んでみると経団連は政府に消費税の大増税を強く要求しているそうです。
単純に考えて消費税10%にしたら6兆円、15%ならば9兆円、国からキックバックを受けられるわけだからこんな法ならそりゃ誰が経団連の会長をしたって消費税の増税を望みますわ。
政府は小渕政権が決めた恒久的定額減税を恒久なのに2007年に元に戻しましたが「法人税減税」と「所得税の累進課税緩和措置」 はそのまま残されています。今なお企業や金持ちはそのままで庶民だけに負担を強いているのです。
その上一度消えたガソリン税暫定税率を暫定なのに復活させましたよねぇ。
庶民を奴隷と化して政府、官僚役人、大企業がすべてのうま味を分け合うまさに独裁国家です。
このまま政府をのさばらせておくと消費税100%になってしまい海外から個人輸入した方が安いってこともありえるかもしれませんよ。





何となくわかりにくかった輸出企業に対する消費税還付ですが。
輸出企業は生産過程でかかっている消費税(下請け負担)を立て替えているという形を取っているため、輸出時に消費税還付を受けているわけですね。
が、実は、下請けが払った消費税は輸出企業によって支払いを受けていないというか、そもそも、下請け価格は消費税分以上に企業によって買いたたかれている現状をがあるのだから、消費税の還付は、丸々輸出企業のもうけになるわけですね。
これは、輸出企業に利益誘導するために巧妙に仕組まれた詐欺じゃないのかしら。
この輸出戻し税はまさに「巧妙に仕組まれた詐欺」ですね。
法律が輸出戻し税を認めているので犯罪ではないのですけど
竹下政権時代に大企業に有利になるようなえげつない法文をこっそり忍ばせて大金持ちと結託して消費税作ったと思えてなりません。
輸出産業は最高の利益を計上している陰で厳しい時も耐え抜いてきた中小企業の氷河期はさらに厳しくなるばかりです。
政権交代して浮いた3兆円を社会保障の方に使って欲しいものですね。
もしかすると民主党はそこに財源を決めてるのかもしれません。今言っちゃったら大企業の反発や意地悪は相当なものですからね。