官邸前から警視庁に排除されトボトボ経産省前テントひろばに戻ってきました。

早速さきほどの人のよさそうなお姉さまに見つかりまして…
「あんた〜どうしたの?もう帰ってきたの?」
斯斯然然、排除の顛末をお伝えしますと…
「お役人め〜!あんた素人だと思われてカモられたんだって!う〜ん、そのカバンをテントの中に預けてまた行ってらっしゃいよ!」
ということで、テントの中のお祖父様にお願いしてみると…
「なんだって〜!警視庁の野郎!いい加減なことやりやがったな!ワシが一緒に行って話しつけてやるよ!」
うわ!何か大事になってきました。
しかし、警視庁も馬鹿でしたがもっと馬鹿なのは野田豚泥鰌ですからここで枝葉に首突っ込んで強権発動されては目的が変わってしまいます。
それでは本末転倒ですから丁寧にご辞退した後バッグを預かっていただきまして溜池山王駅付近で開催される官邸裏抗議活動に向かうことにしました。
経産省前テントひろばの周りではたくさんの団体がビラを配ったり募金をされていたりしました。
そんな中で外国人の白髪の男性と背が小さくてかわいいお姉さまが「NO NUKES」と記した缶バッチを配布されていました。

反原発は「NO NUKES」ならば 反野田なら「NO NUKESAKU」だな〜と思いながら缶バッジを胸につけ、いざ豚退治に出陣です!
またもや虎ノ門交差点を西に曲がり外堀通りをどんどん西に向かって進みます。溜池山王交差点を北上すると左側に山王パークタワーという近代的なビルがすぐ見えます。
そのビルの真ん前が 悪の中枢、現世の貧乏神、財務省のマリオネット、などなど…呼び名がいっぱいありすぎて困る野田豚泥鰌が何かの感違いで総理をしているので居座っている豚小屋… もとい、総理官邸です。
現場では下っ端の警官が「官邸前通路は立ち止まらないでください」と連呼していました。
そんなことは無視してわざと官邸側の歩道を歩いてみましたが警視庁の警備は薄めでなんら注意されることもありませんでした。

官邸の真ん前、山王パークタワー前に陣取りここで抗議ができると思うと血沸き肉踊ります。
しかしもう歩き疲れてしまってパークタワーの花壇の縁石に腰掛け抗議活動を見守りました。
官邸前と違いこちらは人の密度も緩く時折涼しい風が通るので快適です。

福島からわざわざ駆けつけたお母さんや千葉県の放射能ホットスポットで生活をしている人など抗議の声を聞き流すだけでも目頭が熱くなってきます。
その声を「大きな音だね」で済ます野田豚泥鰌。彼のハートは豚や泥鰌にも到底及びませんね。

私も僭越ながら名古屋でプリントアウトしてきた自作ポスターを配布しながら多くの人の意見をお聞きしました。
そんな中で「国民の生活が第一」を応援されている方々ともお知り合いになりました。

「小沢一郎さんしか日本の救世主はいないと思いますが、テレビ新聞などのマスコミは全てが彼を愚弄し悪人にする話しかしません。自前の広報機関を持ってお気持ちを広く伝えることをお考えください」とお伝えしておきました。
小沢一郎さんは今が踏ん張り時、しっかり頑張って欲しいものです。
さらに、放射能から避難を余儀なくされたママ達の会@ママネットという方にご挨拶されてお話を伺いました。

つながろう!放射能から避難したママネット
ご賛同願えれば幸せです。
午後8時を回って抗議活動はお開きになり、経産省前テントひろばに戻ってきましたら、嬉しいことに冷たい麦茶のサービスがありました。世界で一番おいしい麦茶でした。ありがとうございました。これからも遠く名古屋から応援しております。みなさんの抗議活動に光明が見えた気がします。また機会があれば東京で活動しますのでみなさんよろしくおねがいします。
以上、私みーけの『官邸前抗議活動』東京旅日記 全編のおしまいです。長々お付き合いくださいましてありがとうございました。
官邸前抗議活動の簡略マップを作りましたのでよろしかったらお使いください。

見やすい大きなマップはこちらです。