明治維新以降140年間守られ続けてきた官僚組織に牛耳られた日本。
名声と金を官僚から恵んでもらうことで政治屋を家業としてきた一族。
野に下った政党はいまだ自己を省みることなく批判だけで道を示さない。
凶悪事件は多発するも解決できず迷宮を彷徨い、司法組織も自己を守るためだけに存在し冤罪は後を絶たない。
現政権に一時は期待したが消えた年金は消えたまま、後期高齢者医療制度は相変わらず、高速道路は無料にならず、暫定税率は続いている。
沖縄の軍事負担は大山鳴動してネズミどころかシラミも出ずに継続となった。
これでは国民が国家をどうやって信頼できようか?
そんな国が「強い経済、強い財政、強い社会保障。」で消費税を10%にするという。
テレビや新聞では多額の報酬で潤う者たちが消費税増税を絶賛する。
欧州の高消費税国家は国民に信頼されているからこそ高税率を容認している。
ごく一部の者たちだけが潤う社会では秩序も安心も生まれてはこない。
庶民は誰を信じて何を信じて明日を生きれば良いのだろうか?
目を塞がれた総理に私は問いたい。