
(バナーはヘンリーさんと永瀬ユキさんとカナダde日本語の美爾依さんのご協力のもと完成されたものです。)
興奮しちゃってずっと寝ずに開票特番を見ておりました。
私がこの日本の政治に疑問を持ち始めたのがおよそ13年前、当時の橋本政権が消費税を3%から5%にした時です。
橋本総理は「増税分は福祉に使う」と断言しましたが、時の大蔵次官が「税は国庫に入る」と吐き捨てたことを昨日のように思い出します。
結局、福祉に使われることは無く、行政改革と称して雨後の筍のようにどんどん出来た特殊法人に貪られるだけになりました。
そして自民党の内閣では「官僚の人事も出来ない」事も分かりました。
官僚を操縦も出来ない政権など必要ありません。
いつか日本独自の官僚システムを改革してくれないものか?それは誰がやってくれるんだろうか?
猫の頭でずいぶん考えた揚げ句、ひとつの結論が出ました。
「政権交代しかない!」
残念ながらその後自民党は公明党を取り込み、奇人変人と呼ばれた詐欺師小泉によって圧倒的多数の議席を取り弱者を蔑ろにする恐怖政治を始めてしまいました。
私は何かできないものかと考え初めて買ったパソコンiMacによって当時流行り始めていたブログを始めます。
インターネットは素晴らしいことに貧富の差、学歴の差、社会的地位の差なんてすっ飛ばしてくれます。
正しいことを発信していれば顔も声も本名もわからないのに応援してくれる友人が出来ます。
それで調子に乗って今まで頑張ることが出来ました。「猫もおだてりゃ空を飛ぶ」みたいなもんです。
特に「カナダde日本語」の美爾依さんにはただならぬお世話になりました。ありがとうございます。
しかし、自民党はしぶとかった。小泉の欺瞞が公になっても安倍、福田と空っぽの頭だけすげ替え存命を測りました。それに怒り心頭で、この駄ブログ「亡国魑魅魍魎録」を立ち上げるに至ったのでした。
それから18ヶ月後、2009年8月30日。この日を私は一生忘れないでしょう。
政治家としての品格も人間としての矜持も毛ほども持ち合わせない麻生太郎で自民党の首相は終止符を打ちました。
ただ私は民主党を全面的に応援しているわけではありません。
この日本の政治を変えるためには自民党を政権から引きずり下ろすしか無いと信じていたため仕方なく民主党に頼った次第なのです。
来年の7月には参議院選挙が必ずやってきます。
民主党がのぼせ上がってわが世の春を謳歌していたら必ず審判が下るでしょう。
年金、医療、教育、経済、衣食住さえままならない世の中に自民党がしてしまいました。
民主党は他党と息を合わせそれを少しずつでもただひたすら真摯に改革続けてくれることを望みます。
細川政権誕生後、野に下った自民党は細川氏の国会議員以前の献金問題を追及し政権を奪取しました。
こんな姑息な手段に負けないよう自らを律し邪念に負けずに取り組んでほしいものです。
ただ残念なことがあります。この日本の歴史を塗り替える千載一遇のまさにこの時、植草一秀さんのコメントが聴けないことです。
植草さんが私たちのもとに元気なお姿を見せてくれるその日を心からお待ちしています。
なんか気構えちゃった文章綴っちゃってすみません。。。
私らしく自民党から見た自エンドポスターも作ってしまいました。御笑覧いただけば幸いです。
